ゼロカーボンシティ表明
東野小学校に設置されているソーラーパネル
市民の皆様には、「手洗い」「マスク」「距離2メートル」など新しい生活様式の実践を引き続きお願い申し上げます。
近年、地球温暖化が原因とされる気候変動が深刻化しています。集中豪雨や大型化した台風などが猛威を振るい、毎年のように日本各地で大きな被害をもたらしています。
地球温暖化は、私たち一人ひとりの行動によって取り組まなければいけない課題であり、温室効果ガス(CO2)排出量削減に積極的に取り組んでいかなければなりません。
市では現在、脱炭素社会の実現に向けたさまざまな事業を展開しています。その取り組みの一つとして、再生可能エネルギーである太陽光発電システムを学校など49施設に設置し、施設内で使用する電力の一部として利用しています。
このほかにも、環境に配慮したエコ住宅の普及やごみの減量、再資源化を進めていますが、地域を越えて温室効果ガス排出ゼロに向け広域的な視点を持った取り組みを行うため、7月28日に2050年までに温室効果ガス排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を表明しました。
本市は旧江戸川河口の三角州という立地のため、CO2を吸収する森林や里山がありません。市域内で発生したCO2を可能な限り削減したとしてもゼロにすることは難しいものです。
このため、排出量に見合った環境保全投資を行う「カーボンオフセット制度」を活用し、「浦安市民の森」のある群馬県高崎市倉渕町をはじめ、関係自治体と森林環境保全に向けて連携、協力していきます。
多発する異常気象、自然災害をこれ以上大きくしないためにも、青い地球の住民として、今すぐにでも取り組んでいくことが必要であり、市民の皆様にも温室効果ガス削減に引き続きご協力をお願いいたします。
浦安市長 内田悦嗣
(広報うらやすNo.1153 2020年9月1日号に掲載)
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