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マークの普及で勘違いをなくす

ページID K1031512 更新日  令和2年12月1日  印刷

写真:イヤーマフを持った内田市長
イヤーマフを持った内田市長

障がいのある人の社会参加を促し、障がいの有無にかかわらず、人格と個性を尊重しあう「共生社会」の実現を目指し、障害者基本法では国際障害者デーの12月3日から9日までの一週間を「障害者週間」と定めています。

市では、これまで「障がいを理由とする差別の解消の推進に関する条例」を制定し、条例に基づく推進計画により、施策を総合的に実施していますが、時には勘違いによって合理的な配慮に欠けてしまうケースも報告されています。

障がいのある人に対する勘違いをなくし、障がい者が安心して生活できるためのさまざまな「マーク(ピクトグラム)」がありますが、その種類によって市民の認知度に差があるようです。

例えば、車いすを図案化した「国際シンボルマーク」は認知度が高いものですが、外見からはわからないが援助を必要とする場合がある方が身につけている「ハート」と「+」を組み合わせた「ヘルプマーク」などは、まだまだ認知度が高いとは言えません。

写真:子ども用車いす
子ども用車いす

また、聴覚過敏の人が音を遮断するために付けている装具の「イヤーマフ」はヘッドホンと、「子ども用の車いす」はベビーカーと勘違いされることが多く、私も電車やバスなどの公共の場で、勘違いによって心無い指摘をされている場面に遭遇したことがあります。

障がいのある人がまちで、より積極的に活動できる環境を整えていくために、勘違いをなくし、周囲に理解を促す方法として、「マーク(ピクトグラム)」は有効な手法です。

すでに制定されているマークの普及のため、さらに啓発を行っていくことはもちろんのこと、「イヤーマフ」や「子ども用の車いす」のように統一的なマークがないものは、わかりやすいマークを市として考案することも必要であると考えています。

障害者週間を一つの契機として、皆さんも、「人はさまざまな特性を持って暮らしている」ということを、改めて考えていただければと思います。

浦安市長 内田悦嗣
(広報うらやすナンバー1159 2020年12月1日号に掲載)

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