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始めよう! 防災準備

応急手当て人が倒れていたときには?

イラスト:人が倒れていたときには?
人が倒れていたときには、一刻を争う場合があります。
そんなときに重要になるのが、事前の知識と備えです。万が一のときにすぐに対処できるように、消防署が実施する救命講習に参加するなど応急手当ての方法を覚えておきましょう。

心肺蘇生法の仕方

感染症流行下の感染防止対策

※1日ごろからマスクの着用を心がける。
※2傷病者の顔に近づきすぎないようにする。
※3傷病者の鼻と口をマスク、ハンカチ、タオル、衣類などで覆う。
※4傷病者が成人の場合、人工呼吸は行わない。
※5傷病者が乳児・小児の場合は、人工呼吸を実施できる。感染防護具があれば使用する。

傷病者を救急隊に引き継いだ後は、すぐに石けんと流水で手と顔を洗う。傷病者に使用したハンカチなどは、直接触らないようにして廃棄する。
(1)安全を確認する※1

車の往来がないか、室内に煙が立ち込めていないかなど、自分の安全も確保してから、傷病者に近づく。

(2)反応の有無を確認する※2
イラスト:反応の有無を確認する

明らかに「反応がある」場合は、傷病者の訴えを聞き、必要な応急手当てを行う。反応がなければ大声で近くの人に助けを求め、119番通報やAEDの手配を頼む。誰もいない場合は、自分で119番通報する。

(3)反応がないときには、呼吸を確認する※2
イラスト:気道を確保

傷病者の胸と腹部を見て、上がったり下がったりしていれば「呼吸あり」。動いていない、普段通りの動きでなければ「呼吸なし」(心停止)と判断し、すぐに胸骨圧迫を行う。また、呼吸があるかどうか判断に自信が持てない、わからない場合も胸骨圧迫を行う。

呼吸がある場合は、体を横向きに寝かせましょう。上の足のひざとひじを軽く曲げ手前に出し、上になった手をあごにあてがい、下あごを前に出して気道を確保する。(回復体位)
イラスト:回復体位
(4)胸骨圧迫を行う※3
イラスト:胸骨圧迫を行う
  1. 平らな場所にあおむけに寝かせ、救助者はその横わきに両ひざ立ちになる。
  2. 胸の真ん中が圧迫部位。片方の手のひらの手首に近い部分を当て、その上にもう一方の手のひらを重ねる。
  3. ひじを伸ばし、胸を約5cm沈むように圧迫する。
  4. 1分間に100〜120回のテンポで圧迫する。
小児の場合は両手または片手、乳児の場合は2本の指を当て、胸の厚さの3分の1程度沈むように。
(5)胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせ※4・5

人工呼吸が行える場合は、「胸骨圧迫を30回、人工呼吸を2回」を1セットとして、この動作をAEDの到着や、救急隊が到着し、引き継ぐまで繰り返す。

イラスト:心肺蘇生法を行う
人工呼吸の方法
イラスト:気道を確保
イラスト:人工呼吸
  1. あおむけに寝かせる。
  2. 片方の手のひらを額に、人さし指と中指を下あごの先に当てて持ち上げ、頭を後ろにそらす。
  3. 気道を確保したまま傷病者の鼻をつまみ、大きく口を開けて傷病者の口をおおい、1秒かけて息を吹き込む。傷病者の胸がもち上がることを確認する。その後、2回目の吹き込みを行う。
救命講習などで人工呼吸の訓練を受けていない、人工呼吸用マウスピース等がない場合などは、胸骨圧迫だけを繰り返す。
心停止の傷病者の救命に大変有効な手段が電気ショック(除細動)です。電気ショックを一般の人でも簡単に安心して行うことができる機器「AED(自動体外式除細動器)」が近くにある場合には、AEDによる応急手当てを優先させましょう。
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