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昭和30年代の浦安

昭和30年代の浦安

昭和30年代は、海と共に歩んできた人々の生活が大きく変わった時代でした。この頃になると、生活排水や工業用水が 原因で少しづつ魚が獲れなくなりました。とくに、浦安の漁業史を変えることになる昭和33年の本州製紙江戸川工場悪水放流事件の発生や、京浜工業地帯の大 規模な埋立て事業などにより急激に漁場が汚染されました。

また、ノリや貝の発育にも大きな影響がでるようになり、漁業者は、昭和37年に漁業権の一部を放棄しました。

これは何をしているところなの?



貝の荷揚げの写真
貝の荷揚げをしているところだよ。昭和30年代は家庭や工場からの汚れた排水が原因で魚が少なくなり、かわってノリの養殖や貝の採取が盛んになったんだよ。
本州製紙悪水放流事件で抗議に向かう人々の写真 何が起こっているのかしら?製紙工場の排水が川を汚しているとして、漁師さん達が広義に向かうところだよ。その後、川や海を守るために人々はたくさんの努力をして、工場排水を防止する法律ができたんだよ。
これは何をしているところなの?埋立てはね、海底の土砂交じりの海水を採取して、その土砂をパイプで運び、埋立て場所で堆積させて陸地にするんだ。これは、運んできた土砂を排出して、堆積させているところだよ。 第一期埋立て工事のようすの写真
昭和30年代後半から、海が汚染されて魚が獲れなくなると、漁師さんたちの生活は成り立たなくなっていったんだ。そしてついに漁師さんたちは漁をする権利の一部を放棄することになったんだよ。海の埋立ても始まって、浦安の人々の生活が大きく変わった時代なのね。
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