公園では見ることのできない、背丈の高い草地があり、その草地は、鳥や昆虫のすみかとなっています。
オオヨシキリは、背の高いヨシ原にすみ、ヨシの茎や葉などを組み合わせた巣をつくり、ヒナを育てます。また、背の高い草地は、夏の終わりから秋にかけて、ムクドリやスズメが眠る「集団ねぐら」になることがあります。
浦安市の造成跡地、海岸沿い、旧江戸川河川敷などの高茎草地では、草の葉、花蜜、果実などを餌とする昆虫類と、それらを餌とする鳥類やコウモリ類という、概ね3段階の食物連鎖を主体とする生態系が成り立っています。