「浦安町」は、明治42年に誕生しました。この当時は4.43km2だった町の面積は、昭和40年から着工した海面埋立て事業により拡大し、昭和56年に約4倍の16.98km2になりました。そして、この年の4月に千葉県では27番目の市として「浦安市」が誕生しました。浦安市は、埋立て事業により面積が約4倍になりましたが、全国的にみると、とても小さい市です。
現在のような都市化が進んだ浦安市になるまでには、高潮や洪水など多くの自然災害を乗り越えた先人の苦労や、漁業を中心とした生活を根本的に見直し、職業の転換を決断した漁業者など、浦安市の礎をつくってきた人々の勇気と努力があったことを決して忘れてはなりません。