クリーンセンターで発生した火災への対応について

令和5年4月10日（月曜日）に浦安市クリーンセンターで発生した不燃・粗大ごみ処理施設の火災については、消防による調査の結果、出火原因を特定するには至りませんでした。

火災により建物・設備とも深刻な被害を受け、特に設備機器については、破砕機以降の工程でほぼすべての機器が何らかの損傷を受けたことから、不燃・粗大ごみの処理ができない状況となりました。

このため、緊急対応として一時仮置き場を設置するとともに、市川市、船橋市、松戸市に対し、災害時等における廃棄物処理に係る相互援助協定に基づく協力を要請し、不燃・粗大ごみの処理を行っているところですが、この処理に係る費用は運搬や仮置き場の費用を含め、年額で約4億円程度かかる見込みです。

施設の復旧にあたっては、令和6年末までのおよそ1年の工期で約15億円程度を見込み、この9月議会に補正予算を計上しています。

今後、同様の事象が起こった場合にも被害拡大を防ぐため、より燃えにくい部材の採用をはじめ、火災監視機能の強化や散水設備の増強などの再発防止対策を講じていきます。

市民、事業者の皆さんには、ごみの減量化・リサイクルに加え、火災防止の点から改めてリチウムイオン電池やスプレー缶など、発火の危険性のあるごみの適正な分別・排出にご協力をお願いします。

• 発火の危険性のあるごみ処理について
• カセットガスボンベ・スプレー缶は「使い切って」燃やせないごみとして排出してください
• リチウムイオン電池をごみ・資源物に混ぜないでください