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羽田空港再拡張問題に関する行政報告について

ページID K1000641 更新日  平成21年3月18日  印刷

平成15年浦安市議会第4回定例会 行政報告

羽田空港再拡張問題に関する行政報告をさせていただきます。
この羽田空港再拡張問題につきまして、昨日、県総合企画部加藤勝理事が来庁し、状況報告を受けたところです。
千葉県知事は、この問題については、騒音で最も影響が懸念される千葉県の意向を踏まえることなく、国が東京都、神奈川県、川崎市などと話し合いを進めていますが、千葉県は多勢に無勢の状態であり、強く危機感を感じているとのことでございます。
この羽田空港再拡張問題について、千葉県は、本年1月に設置された国土交通省と八都県市からなる「羽田空港再拡張事業に関する協議会」におきまして、「騒音問題等を首都圏全体で共有し、納得のいく分担」を図ることが前提条件であると、一貫して主張してきているところです。
また、県議会におきましても、6月に「羽田空港再拡張後の騒音等を首都圏で共有する飛行経路の設定を求める意見書」を全会一致で決議し、同様の立場を表明しております。
さらに、12月16日には、国土交通省からの情況説明が、県議会の全員協議会において行われたところです。
市は、8月5日に開催した、千葉県と、本市を含む県内の東京湾岸10市と協議する「羽田再拡張事業に係る県・市連絡会議」以降は、新聞報道での情報を知るだけであったことから、県に対し、速やかに地元市に知り得た情報を的確に開示するよう要望したところでございます。
この問題は、羽田空港の再拡張に伴う、D滑走路の延長線が、本市の舞浜上空から入船上空に向けて完全に市を縦断している航路となっているところです。
また、高度も推定では、舞浜上空約2,000フィート、これは約600メートルと、かなりの低空です。これはまさしく、市民の生活を脅かす騒音による環境の悪化が予想されるところです。
なお、同じく、B滑走路の延長上にある江戸川区では、昭和46年7月、江戸川区、そして住民が、共同で、騒音に対して国を提訴するまでの事件となっています。
このようなことから、直接影響を受ける本市も県と同様に強い危機感をもっており、県と協同歩調をとって対処していきたいと考えております。このため、具体的な方針を至急詰める必要があり、専門的な専従職員の配置を含めて、組織的な取り組みを検討していきたいと考えております。
また、市議会や市民に対する情報の提供、また、具体的な抗議に向け、全市一体的な組織づくりを行う考えでございます。
さらに、昨日、前国土交通省航空局長の岩村審議官に対しまして、地元無視の国の姿勢に対して強く抗議をするとともに、速やかに飛行ルートの明示とともに、地元市である本市への説明を強く要求したところでございます。
市議会におかれましても、羽田空港再拡張によって、本市における騒音被害が増大し、市民生活に非常に大きな影響を与えるという共通認識の下、全市が一体となって、この問題に取り組んでいくための、ご支援とご協力をお願い申し上げます。
なお、12月22日(月曜日)に千葉県より再度説明をいただくこととなっておりますことを申し添えさせていただきます。
また、それを踏まえまして、新年早々、できるだけ早く全員協議会を開催し、具体的な説明、また打ち合わせをさせていただきたいと思っております。

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