災害対策は地域のみんなで!
自分たちのまちは自分たちで守る

大災害が発生したとき、交通網の寸断、同時多発火災などにより、消防や警察などの防災機関が十分に対応できない可能性があります。そんなとき力を発揮するのが、「地域ぐるみの協力体制」です。実際に阪神・淡路大震災時には、地域住民が自発的に救出・救助活動をして被害の拡大を防ぎ、その後の復興にも大きな力を発揮しました(グラフ6)。また、同震災や新潟県中越地震のように災害発生後の避難生活が長引く場合にも、地域住民が助け合って、さまざまな困難を乗り越えなければなりません。
自主防災組織とは、地域の人々が自発的に防災活動を行う組織です。「自分たちのまちは自分たちで守る」という心構えで積極的に自主防災組織に参加し、災害に強いまちづくりを進め、「地域防災力」を向上させましょう。
グラフ6:人命救助をした人の内訳

自主防災組織の役割
平常時 | 地域内の安全点検 | 災害に備えるための活動を、日ごろから行います![]() |
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防災知識の普及・啓発 | ||
防災訓練 | ||
災害時 | 初期消火 | 災害発生時に、人命を守り、被害の拡大を防ぐために行動します![]() |
退避誘導 | ||
救出・救助 | ||
情報の収集・伝達 | ||
避難所の管理・運営 |