マイナ保険証を活用した救急活動の実証事業に参加します
ページID K1044749 更新日 令和7年9月15日 印刷
マイナ救急実証事業とは、救急隊がマイナ保険証を活用し、傷病者の通院履歴や服薬情報などの医療情報を正確かつ早期に把握することで、救急活動の迅速化・円滑化を図る取り組みとして、総務省消防庁が主導となっている事業です。
令和7年10月から全国規模での実証事業が開始され、浦安市も本事業に参加します。
マイナ保険証の携行をお願いします。
マイナ保険証を活用した救急業務(マイナ救急)とは
マイナ救急とは、傷病者を早期に医療機関へ搬送することを目的に、救急隊員が傷病者のマイナ保険証を活用し、傷病者が過去に受診した病院や処方されたお薬などの医療機関情報を閲覧します。ご本人や付き添われるご家族の方の負担を軽くするとともに、傷病者の方がより適切な処置を受けられるように活用するものです。
119番通報で駆けつけた救急隊員は、搬送されるご本人のお名前や生年月日などの基本的な情報のほか、かかりつけの病院やこれまでに服用しているお薬など、さまざまな情報の聞き取りを行っています。これらの情報は、搬送する病院の決定や救急車内での応急処置、病院到着後にすぐに治療を始めるための準備などに役立てられており、ご本人の命を守るために欠かせない情報となっています。
実施救急隊
浦安市消防本部 救急隊(6隊)
救急隊が閲覧する情報
救急隊員が閲覧する情報は次の項目です。
- 氏名、生年月日、住所
- 受診歴および病歴
過去に受診した医療機関名および医療機関を受診した際の診療情報 - 薬剤情報
医療機関で投与されたお薬や薬局などで受け取った過去のお薬の情報 - 特定健診の情報
40歳から74歳までの方を対象に、メタボリックシンドロームに着目して行われる健診結果の情報です。
75歳以上の方の健診情報は、後期高齢者健診情報です。
マイナ救急の流れ
- 救急隊員が傷病者に接触し、マイナ保険証の所持を確認します
- 傷病者がマイナ保険証を所持していた場合は、ご本人の同意を得た上で救急隊員がマイナ保険証を受け取ります
- 傷病者本人から同意を得られる状態の場合は、実施救急隊が傷病者本人に必要な情報を提供した上で、口頭で「本人同意」を取得し、情報を閲覧します
- 傷病者の生命・身体の保護のため医療情報などを閲覧する必要がある場合であって、かつ傷病者本人から同意を得ることが困難である場合(意識不明など、意思疎通が困難な場合)に限り、本人の同意を得ることなく閲覧することがあります。ただし、同意を得ないで閲覧した場合は、別紙【同意取得困難時の閲覧について】を関係者(傷病者の家族、傷病者の入居施設職員、介護支援専門員など)、関係者がいない場合は搬送先医療機関などを通じてお渡しします
- 救急隊員は、マイナ保険証の顔写真と傷病者の顔が一致しているかを目視により確認を行います
- 本人確認ができたら専用カードリーダーを用いて情報を読み込みます。読み込みが終わりましたら、その場でマイナ保険証は返却します
- カードリーダーで読み込まれた情報を専用タブレット端末で閲覧します。なお、救急活動に関係のない情報は閲覧できません
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このページに関するお問い合わせ
消防本部警防課
〒279-0004 千葉県浦安市猫実一丁目19番22号
電話:047-304-0145 ファクス:047-355-7733
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