リチウムイオン電池からの火災に注意しましょう
ページID K1038877 更新日 令和7年7月17日 印刷
リチウムイオン電池を使用している製品から出火する火災が増えています。
リチウムイオン電池は、身近にたくさん存在します。リチウムイオン電池とは何か、どんなものに含まれているかをしっかり理解して、火災を予防しましょう。
リチウムイオン電池とは
リチウムイオン電池とは、電極にリチウムという金属を含んだ化合物を使い、リチウムイオンの移動によって放電する電池のことを言います。一般に普及しているアルカリ電池と比べると高容量、高出力、軽量という特徴があり、小型で大量の電力を必要とする製品に使用されています。
リチウムイオン電池は次のような製品に使用されています。
- スマートフォン
- モバイルバッテリー
- タブレット
- ノートパソコン
- 携帯用扇風機 など
リチウムイオン電池による火災はどのような時に起こるのか
- リコール製品を使用し、製品の不具合により出火
- 外部からの衝撃により、圧力が加わって変形し、内部でショートを起こし出火
- 専用の充電器で充電しなかったため、過充電により出火
- 暑い場所に放置し出火
- 長年使用したことによる経年劣化で出火
リチウムイオン電池の火災実験
充電中のモバイルバッテリーからの出火の実験映像の切り抜き写真
提供:独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)
(1)モバイルバッテリーを充電器に接続している様子
(2)充電中のモバイルバッテリーから煙が出る様子
(3)モバイルバッテリーから火花が出る様子
(4)モバイルバッテリーから火が噴き出る様子
暑い夏、車内に放置したモバイルバッテリーからの出火の実験写真
提供:独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)
(1)車内に放置したモバイルバッテリーから白煙が出る様子
(2)車内に放置したモバイルバッテリーから火が噴き出る様子
火災を防ぐポイント
- 購入する際は、電気製品が安全性を満たしていることを示す「PSEマーク」が付いている製品にしましょう
- 各機器を購入した時に付属されている充電器やメーカー指定のバッテリーを使用しましょう
- 膨張、異音、異臭などの異常が生じた物を使用するのはやめましょう
- 充電が最後までできない、使用時間が短くなった、充電中に熱くなるなどの異常があった際には使用をやめて、メーカーや販売店に相談してください
- 容易に取り外せない場所にある充電式電池は、無理に取り外すのはやめましょう
- 暑い夏、車内など気温が高くなる場所に放置しないようにしましょう
- 社告・リコール情報を確認しましょう
- 可燃ごみや不燃ごみなどに混ぜて廃棄してはいけないので、ごみ回収方法をよく確認し適切に廃棄しましょう
リチウムイオン電池の廃棄方法
リチウムイオン電池が起因となる火災を予防するため、適切に廃棄しましょう。
詳しくは、下記の内部リンクをご覧ください。
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消防本部予防課
〒279-0004 千葉県浦安市猫実一丁目19番22号
電話:047-304-0143 ファクス:047-355-7733
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