火災は人災。日ごろから防火意識を!
最近10年間の火災動向

最近10年間の火災動向(グラフ3)を見ると、毎年3万件以上の火災が起こり、それによる死者は毎年1,300〜1,700人前後にのぼっています。火災による被害をなくすためには、火災が起きる原因を知り日ごろから注意すること、そして万が一出火したときにどのように行動すべきかを覚えておくことです。火災による被害を少なくしていくために、家族、地域ぐるみで防火意識を高めましょう。
グラフ3:「火災の推移」

日ごろの不注意と放火が危険!

令和4年中の総出火件数(グラフ4)のうち、失火による火災は全体の75.8%にのぼります。その主な要因は、たばこの投げ捨てやコンロの消し忘れなど……。火気取り扱いの不注意や不始末が原因で火災が起きているのです。
一方で、放火および放火の疑いのある出火件数が全体の10.2%を占めるという結果も出ています。火ダネは身近にあることを理解し、細心の注意を心掛けましょう。
グラフ4:「出火原因別出火件数」
