学びの質を高める教育課程の編成

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ページID K1046986 更新日  令和7年10月14日  印刷

本市では、児童生徒および教職員の放課後のゆとりを確保し、学びの質を高めることを主な目的に、令和3年度から試行的に市独自の教育課程を編成しています。

具体的には、すべての市立小中学校において1週間あたりの最大授業時数を小学校では、27時間、中学校では28時間とし、6時間授業の日が小学校では2日、中学校では1日少なくなることで、放課後のゆとりの確保につながっています。

また、これに伴い、夏季休業期間を8月24日までとし、2学期の開始を1週間早めることで、標準時数を確保してきました。

このカリキュラム改革については、試行的実施であることから、この間、児童生徒や保護者、教職員へのアンケート調査も含め、成果と課題を分析するなど検証を進めてきました。

コロナ禍もあり、十分な検証ができなかった期間もありましたが、昨年度改めて、保護者や教職員へのアンケート調査を行うとともに、校長会、教頭会、教務主任会代表と市教委担当課を構成メンバーとした「浦安市教育課程カリキュラム検討委員会」において、検討を重ねてきました。

アンケート調査では、「6時間授業の減少により学びの充実が図れたか」「放課後の時間を有効に活用できたか」という設問には、保護者、教職員ともにおおむね肯定的な回答がありました。

一方で自由記述において、教職員・保護者双方から夏季休業期間は8月31日まであったほうが良いという意見が寄せられました。

こうしたご意見や最近の国の動向を踏まえ、検討委員会において、授業時間の配分など柔軟な教育課程の編成により、標準時数が確保できること、さらには、近年の猛暑への考慮など、総合的に判断し、令和8年度からの本市の教育課程について、次のとおり決定しました。

  • 小学校においては3年生以上で週27時間、中学校では週28時間を維持し、放課後の時間のゆとりを確保する
  • 夏季休業期間を7月21日から8月31日までとする

次年度からの実施により、児童生徒および教職員のゆとりを確保し、本カリキュラムの一義的な目的である児童生徒の学びのさらなる向上を図っていきます。

保護者や地域の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

令和7年10月

教育長 船橋 紀美江

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