歩行者用道路を集いの場に

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ページID K1046086 更新日  令和7年7月1日  印刷

写真:5.5メートル道路の上に立つ市長の様子
ダイエー浦安駅前店周辺の5.5メートル道路

暑い日が続きます。くれぐれも熱中症にはお気を付けください。

浦安は、県内で唯一農業のないまちです。古くは漁業のまちとして栄えた浦安ですが、同時に稲作などの農業も行われていました。
昭和35年ごろからの地盤沈下によって水田の自然排水ができず、稲作が難しくなったことから、耕地整理と区画整理を行う「土地改良事業」が行われました。
その後、地下鉄東西線の開通によって都市化が急速に進み、農地は住宅地に転用されました。

北栄、猫実、当代島地区には、幅員5.5メートルの歩行者用の道路がありますが、この道路は、土地改良事業の農業用の水路であったものを、住宅開発の進展に合わせ道路として供用開始したもので、水路に蓋をかけその上を舗装した構造のために、自動車の通行が規制されました。
現在も、雨水排水施設として活用されていますが、常時自動車が通行できる構造にはなっておらず、一部を除き自動車の通行は規制されています。
このため、市では、この道路の周辺にマンションなどの高い建物が多いという現状を踏まえ、歩行者用の道路という規制をそのままにしながら、緊急時にはしご車などの大型車両の通行ができる道路構造に再整備していく方針です。

また、この道路が歩行者に優しい道路であるという特性を生かし、幅員5.5メートルの空間を市民が集うことのできる場、居心地の良い場として活用していくことも考えており、東京藝術大学との連携事業であるアートプロジェクト「浦安藝大」で実験的な取り組みも進めてまいります。

まちの安全と市民の集いの場、道路の持つ機能を有機的に連携させた取り組みを展開していきます。

浦安市長 内田悦嗣
(広報うらやすナンバー1269 2025年7月1日号に掲載)

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