安全な道路環境の維持

職員による1月30日の点検時の様子

令和7年度がスタートし、私の3期目もスタートしました。
ともすればコロナ禍の中で希薄になってしまった人と人とのふれあいや交流を取り戻し、安全・安心の上にみんなのやさしさがつながっていくまちづくりを進めてまいります。

今年1月に、埼玉県で道路陥没事故が発生しました。
この陥没事故のあと、多くの市民から、「浦安市は大丈夫なのか」というお問い合わせをいただいております。
この事故が大規模な汚水管の破損に起因するものであったことから、市では、1月30日、大口径の汚水管および雨水管の目視点検を実施し、その結果、これまで点検したすべての施設について、大規模な道路陥没につながるような破損がなかったことを確認しています。

道路は、人や車両が通行するためのものですが、大きな役割として、汚水管・雨水管・水道管・ガス管や、場所によっては電力ケーブル・通信ケーブルなどの都市インフラを埋設・収納する場所となっています。
そのため、管きょの老朽化などを原因とした道路の小さな陥没は、市内でも令和4年度に6件、令和5年度に4件、令和6年度に12件発生しています。
市では、安全な道路環境を維持するため、月10回程度道路パトロールを実施するとともに、埋設されている管きょの管理者と連携し安全の確保に努めています。
路面では小さな穴であったとしても、路面の下では大きな空洞となっていることもあります。
道路の異状を発見した場合は、市役所または各道路管理者に通報していただくようお願いいたします。

浦安市長　内田悦嗣
（広報うらやすナンバー1267　2025年6月1日号に掲載）